舞台「デルフィニア戦記」公式サイト

舞台「デルフィニア戦記」公式サイト

  • 2016.11.25公開製作発表 オフィシャルレポート!


    11月24日(木)デルフィニア音楽祭にて
    舞台『デルフィニア戦記』 公開製作発表&舞台挨拶
    大盛況のうちに幕を閉じる!!

    豪華キャスト集結!意外な共通点が暴露される!?
    キャラクタービジュアル公式イメージソングを舞台上にて初披露!



     
    ◆メインキャスト4人が揃っての製作発表を実施!!◆
     来年1月に公演を控えた舞台『デルフィニア戦記』。その公開製作発表、および舞台挨拶が2016年11月24日、ヤマハホール(銀座)にて『デルフィニア音楽祭』とともに行われた。
     出席したのは4人のメインキャスト。主人公・ウォル役の蕨野友也、リィ役の佃井皆美、ナシアス役の細貝圭、ペールゼン役の山本亨だ。舞台『デルフィニア戦記』のキャストが揃ってファンの前に姿を現すのはこれが初めてだった、ということもあり、4人が舞台上に姿を現すとはちきれんばかりの拍手が巻き起こった。なかでも蕨野は、原作ファンからもウォルにぴったりと噂される人気キャスト。長身にマントをたなびかせた国王ウォルを思わせる姿で登場すると、一際大きい歓声が上がった。
     
    ◆語られる舞台への熱い意気込み…。4人の意外な共通点とは?◆
     音楽祭の余韻のなか、しめやかに始まった製作発表。まずは、「舞台のオファーを受けてどのように感じたか」という問いが司会者からキャストに投げかけられた。「マネージャーから、ウォルは自分に似ていると言われた」と語ったのは蕨野。「田舎出身で野山を駆け回って育ち、仲間のためには熱くなる」と自身とウォルの共通点を上げると、ファンからは共感の声が上がった。
     一方佃井は、「原作『デルフィニア』戦記の大ファンだった」とのこと。リィ役をやりたいとかねてより切望していた末のオファーに「運命を感じた」と言う一方で、「私は身長も(作中のリィより)高いので原作ファンには受け入れにくいのでは」と心配したそうだ。しかし自分よりはるかに高身長な蕨野が相手役を務めると知って「安心しました」と語り会場は笑いに包まれた。
     ナシアス役の細貝は、「(ナシアスは)巧みな剣術と端麗な容姿が特徴…どうしろというのでしょうか、整形でもしましょうか?」と開口一番に笑いを誘うと、「剣術の方は、一流の俳優が集まるなかでいろいろと教えてもらい技を磨きたい」と決意を燃やした。
     そして最後は主人公ウォルの敵・ペールゼン侯爵を演じる山本。「スケールの大きい話を演じることに緊張している」と言いながらも、「蕨野君と戦うには身長が少し足りない。シークレットブーツが必要だな」と白い歯を見せ会場を沸かせた。
     
     その後話題は、4人の意外な共通点の話へと変わる。
     蕨野は過去に『仮面ライダードライブ』でハートを、佃井は『仮面ライダー鎧武』で仮面ライダーマリカを、そして細貝は『海賊戦隊ゴーカイジャー』でバスコ・タ・ジョロキアを演じていた。そう、この3人は皆、特撮ヒーロー作品で主人公と敵対する役柄を演じていたのだ。また山本も、実は特撮に出演していたという。気になる役どころは、なんと戦闘員。「マスクをかぶって“イー!”と言っていた」というまさかの過去に、一同は驚きに包まれた。
     
    ◆ウォル&リィ キャラクタービジュアル本邦初公開!◆
     そしてこの日、舞台『デルフィニア戦記』のキャラクタービジュアルが舞台上で初めて公開された。ファンが固唾をのんで見守るなか発表されたのは、蕨野扮するウォルと佃井扮するリィのビジュアル。衣装に身を包んだ2人のパネルが公開されると、ファンからは「おお」という感嘆の声が上がった。
     この日初めてビジュアルを目にしたという細貝・山本の両名。衣装姿を見ての感想を求められると、細貝は「似合ってますよ」とにやり。そして山本は、剣を握りしめた猛々しいウォルの姿に「これには勝てませんね」と漏らし会場は再び笑に包まれた。
     まるで原作の世界から飛び出してきたかのようなウォルとリィの凛々しい姿。舞台への期待がますます高まるビジュアル公開となった。
     
    ウォルリィ

    【遂に公開となった、蕨野演じるウォルと佃井演じるリィのキャラクタービジュアル】

     
    ◆まさかのサプライズ!?登場したのは“あの人”◆
     その後は、報道陣との質疑応答の時間に。質問のある報道陣に司会者から挙手を求められると、真っ先に一人の手が上がった。「○○スポーツの岡本と申します…」と切り出したその人物に、細貝から「嘘つけ!」とツッコミが。なんとそこにいたのは、ガレンスを演じる須藤公一だった。舞台上に上がった須藤は「ツッコミが早いな君は」と細貝と笑いあい、一同に加わった。「リハーサルも何もなしに突然いるからびっくりしたよ」と笑顔で語る細貝。会場はますます盛り上がった。
     
    ◆大盛況のうちに幕を閉じる製作発表◆
     最後に主演であり座長を務める蕨野が抱負を述べた。「ファンの多い原作の舞台化。皆様それぞれ作品やキャラクターへの思い入れがあると思う。そういった方々に、新しく思い入れを持っていただける作品になるようがんばりたい」と熱い決意を語り、大きな拍手が起こった。
     その後ファンに公開されたままでの報道陣によるフォトセッションが行われ、公開製作発表は大盛況のうちに幕を閉じた。
     
    ◆デルフィニア音楽祭とは?◆
     2014年から毎年開催されている「デルフィニア音楽祭」。原作者・茅田砂胡、作曲家・砂守岳央、松岡美弥子らが、長時間に及ぶ鼎談を経て、デルフィニア戦記で描かれる時代の演奏形態、楽器進化、音楽文化を徹底的に検証。原作の世界観を忠実に再現しました。物語世界をコンサートホールで体験していただく、という新しい形の小説体験が、「デルフィニア音楽祭」です。
     舞台「デルフィニア戦記」の公式イメージソングを、シンガーソングライター・ななみが担当。今回の音楽祭で本邦初公開しました。